おやすみ、いい夢を

あなたに好きと言いたい /デート

「寝たか・・・」
等流が眠ってからもしばらくコズモは等流の寝顔の寝顔を眺めていた。
知らずに睡眠薬を飲まされて眠る等流の身体は固くこわばっている。
「ほんとは薬なしで眠れたらいいんだけどな」
コズモと千流は話し合って等流の不眠症を治すため、等流に知らせず睡眠薬を飲ませ続けることにしたのだ。
1ヶ月前よりは軽い睡眠薬に変えたものの、まだかなり強いものを飲んでいる。
「愛してるよ、等流」
コズモは等流の唇にゆっくり口付けると、等流を抱き寄せ目を瞑った。等流の髪から甘い匂いがしてコズモはあっという間に眠ってしまった。

目覚ましの音で等流が目を覚ますと、コズモに抱き枕のように抱きしめられていた。
「ん・・・もう朝かぁ。おはよ、等流」
コズモも起きたのか、眠たそうな目で等流に微笑みかけると、腕を伸ばして目覚まし時計を止め、その横に置いてあったスマホをチェックした。
「ん?今日休講だって!」
やったな、と言いながらコズモは等流を抱きしめ直した。

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