おやすみ、いい夢を

「へへ、じゃあかなりプレゼン助かるな、はは!」

武が言った。

「ああ、コズモが集めてきた大量の資料も必要ねえかもな」
倫が笑う。
「……うるせー」
コズモはむくれると、注文していたナポリタンにフォークを差し入れ頬張った。甘いミートソースはコズモの母が作るソースとなんとなく似ていた。

「まあまあ、そうむくれんなって。とりあえずできるだけはやく大川探そう。誰でもいいから見つけたやつは全員に連絡、で、大川この喫茶店まで引っ張ってきて顔合わせってことでどうだ?」

倫の提案にだれも拒否することはなかった。

「よし、これで決まりだな。じゃ、隼人。メアド教えろ」
「ひょっ、ひょっろまっへ~」

大口でハンバーグを頬張っていた武が口からはみ出たハンバーグを押し込もうと格闘していた。

「……ほっとけ」
隼人は呆れたように武を見るとぱちんと携帯を開いた。

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