もう、妹だなんて思えない。【完】

目覚め

─────真弥。


誰かが私の名前を呼んでいる。


暗い闇の中から救い上げてくれるように
その声は私を必死に呼んでいた。


───誰?

あなたは誰なの?


胸に満ちる温かい感覚。
この気持ちはどこか懐かしい。


私を呼ぶ人を確めたくて、暗い闇から
抜け出したくて




───重たい瞼を開けた。


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