指先からロマンチカ【完】

prolog





あたしの王子様はずっと昔から、携帯の中のイケメンや次元が1つ下のイケメン達って決まってた。



そりゃあ、彼氏が欲しいと思った事もあるけれど。



現実より携帯の中のイケメン達の方が、ずっと格好良くて素敵だった。




「好きだよ、お前だけが」





そんな言葉だけで、あんなにキュンとさせてくれるなんて素敵だもん。




そんなあたしに、




「好きです」




なんて言われても、どうしたらいいか分からないし。




なにより、




「あたしの推し達に勝てると思わないで」




彼らより格好良くなって出直してきてよ。




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