指先からロマンチカ【完】

epilogue





あたしの王子様はずっと昔から、2次元の王子様達って決まってた。




だけど、それを覆してくれる王子様が、現実にも現れて。



王子様達に負けないくらい、格好良くてあたしを大事にしてくれる素敵な人。





「和葉ちゃん」





沢山名前を呼んでくれて、キュンキュンさせてくれるなんて、素晴らし過ぎる。




「好きだよ」




なんて抱き締められて、心臓がいくつあっても足りないくらい。



もちろん携帯の中の彼らにだって、まだまだときめいてるけど。




─会いたいです




指先を動かしておねだりをすれば、




─今から行くね




こうやってあたしを甘やかしてくれる、素敵過ぎる彼氏には敵わないもので。




今日もあたしは、大好きな人と指先を絡めて笑い合う。









指先からロマンチカ

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