指先からロマンチカ【完】

指先からロマンチカ /touch.08




「あー、すき」




カラオケにてテンションMAXなり。



中学の時から仲の良いオタクな友人との、カラオケの日である。



もう、イントロを聞いただけで叫べるくらいには楽しんでる。




「懐かしい…!やばい、尊い」


「この曲ほんと神でしかない」


「それな?!いや、ほんとキャラソン作詞した人分かってる…」


「歌詞がキャラとあってて辛い」




友人とキャラソンの尊さについて話す。


いやもう本当、オタク活動って素晴らしいよ?




2次元は最高過ぎる。




「この歌、もう2年前」


「年取るの早過ぎかよ」


「ババアだわ」


「すぐに20歳越えそう…」


「うわ…」




時の流れの速さに思わず引いてしまった。




「それよりキャラソンデュエットしよ」


「よし」


「お前が低い方な」


「間違いない」




そんな事より、と曲を連続でどんどん予約していく。



イントロが始まれば、




「あああ」


「この曲聞きながらあのシーン読むとさ、」


「それはやばい。泣くやつ」


「号泣」




キャラ達の素晴らしいシーンを思い出して、また唸る。




オタクはこれだからやめられない。


何年経っても尊いものは尊い。




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