藍色の恋、君想う。【完】

作者冬織ゆま

澄み切った青空を見上げると、色褪せることのない彼との記憶が甦る。「ねぇ、笑って?」愛しい彼がそう言っているようだった。彼と過ごした大切な日々は絶対に忘れない。



恋に落ちたのは、ほんの一瞬で。



あなたを知るほど、もっと好きになっていた。



あなたを想うだけで、胸がギュッとなる。



記憶の中のあなたさえ、こんなにも幸せをくれる。



そっと瞳をとじて脳裏に浮かぶ

あなたの言葉や仕草は、いつまでも私の心を痛くする。



その痛みさえも何もかもがすべて愛しい。



loving you.





以前、別タイトルで公開していた作品を加筆・修正しました。