未来には何が見えるだろうか。
足元には粉々に砕かれた壁、目の前に広がる真っ白な無限の世界。
過去では何を見てきただろうか。
振り返れば、そこは青く凍り付いた20年分の凍り道。
遠くは厚い氷、刺さったつらら、投げられ砕けた雪玉、滑りやすい氷の道。
今自分の立っている場所に近づくにつれ、その道の氷は溶けていて、しっかりと地面が見えている。
これが私が辿った人生の道
24歳 リン(仮名)
どうか、私と同じ道を辿る人がいませんように。
知ってください、広まってください、障害や精神疾患への理解を多くの人が受け入れられますように。
『普通』を、強要しないで、その人自身を見られますように。
〇ノンフィクション〇
鬱
社交不安障害
自閉スペクトラム症(元アスペルガー症候群)
AD/HD(注意欠陥・多動性障害)
起立性調節障害(POTS)
執筆 2016.9/11
加執 2019.2/11