夜天使 Ⅴ【完】
*第十八章* /絶体絶命
--‥眠れない。
仁の匂いがする無駄にデカいベッドをゴロゴロと転がる。
すっかり夜型の生活になった私は、11時になっても目が冴えていて眠れそうにない。
私の部屋は掃除をしていないうえ、ロスから送られた荷物が置かれていて物置状態。
夕方帰って来た仁は『俺の部屋で寝るといい』と、一緒にご飯を食べて直ぐに出て行った。
どうやら仁は、今までキャバクラ通いをしていたツケが回って来たらしい。
昼も夜もなく、溜まった仕事に駆り出されている。
それは そおちゃんも一緒のようで、今日5度目の電話をしているときのこと‥
あらすじ
全ての出逢いは必然
西の虎、東の龍、南の白蛇。
新たな時代が今‥動き始めた。
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総合ランキング20位獲得!(2012年02月)