夜天使 Ⅴ【完】

*第十八章* /doll house

「まさかここに住むの?」


「ああ?あのボロアパートよりずっといいだろうが」


ぶっきらぼうに答えたジョーは、冷蔵庫からビールを取り出しソファーにドカッと座った。


広くて綺麗な点ではいいかも知れないけど、私は断然あのボロアパートの方がいい。


ってか、いったい何なの!?


このピンクとレースで埋め尽くされた部屋は!!


ピンクでラブリーなソファーに座る、アメフトやくざなんて見たくなかったよ。


送ると言ってくれた そおちゃんを断って、ホント良かった。


武将色の虎と呼ばれる そおちゃんが、このラブリーな部屋に入るなんて想像もしたくない。




どうして私がこんな所に居るかと言うと‥遡ること10分前。

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