舞蝶 1 -完-

第一章 /相談相手

啖呵を切ったのは良いとして…。


いやいや、良くはない。


ヤクザを敵に回した訳だし。


積み重なる不安に、バイトをしながらも意識は上の空。


もう…店長に何度怒られたか分からない。


「はぁ…」


どうしよう。


3千万なんて、この小さなガソリンスタンド売ったって無理なんじゃないだろうか?


いや、足しにはなるかも。


「菅さん、相談が…」

「あ?」

「この店、売りませんか?」

「……」


即行、病院行きを命じられた。


病院なんか行ってる暇ないんだってば!


後3日しかないの!

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