気ままな猫が溺愛中【完】

トップ=偉い人の認識はあってるはず。でもいまいち分からず、とりあえず笑ってみた。


「分かってねーだろ。」


素早く突っ込みが入る。


…知らないよ。だってまだ入学して半年も経ってないんだもの。学校のこと全部把握するのなんて無理なんだからね。でも先輩たちのことは知ってたよ!


知らず知らずにドヤ顔になっていたらしい。


「何ドヤってんだ。まさか俺らのことも知らなかったのか?」


「それは知ってたよ!」


「…じゃあ何でトップなの知らねーんだ。何の噂を聞いてきたんだよ。」


「格好良いとか…。なんかそんなの。」


「適当か!!」


そんなことを言い合っていると、秋人に手を引かれてソファに座らされる。…引っ張られそうになりながらも、秋人の足の間を避けて、隣に座ることができた。


…不満そうな顔しないで!


「あのな、まずここは偏差値が底辺で頭の悪い奴が集まる、いわゆる不良校だ。」


夏樹先輩が話し始める。


「でもあんまり荒れてないよね?」


そう返すと、


「1年の校舎と2、3年の校舎は別だからな。俺らの校舎はまぁまぁ荒れてるぞ。」


…なんと。新事実だ。授業が始まっても廊下にいる人とか、教室にいても騒いでいる人はいるが、そんな程度だと思っていた。テストだってまだ1回しか受けてないけど、私のクラスはみんな受けてたし。なんだかんだ真面目な人が多いと思ってたよ!




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