FeelⅥ






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「帰って来んのやけに早いな。」





「ん、色々あって。」





隣に腰を降ろすと、龍の腕にこてんっと頭を乗せた。





「ふうん。」





大体想像がついているんだろう。龍は詳しくは聞いてこない。







「酒飲まねえの?」






「うん。まだいい。後で光樹とかとその辺探検しに行くから。」





そう言うと、龍がバカにしたように笑った。






「お前はやる事が本当にガキだよな。」






…きゅん。


あーもうかっこよすぎる。


意地悪に笑うのに、どうしてこんなに様になるんだろう。



彼女なのに、一々かっこよすぎてデレデレしちゃう。




「何だよ。」





「別に。」





にやける口元を隠しきれずにニヤニヤする私を変な目で見てくる龍。






けどいいんだ。






へへ。







「それよりも、」




「ん?」



「さっきから思ってたけど、お前その格好何なんだよ。」






「へ?」






格好?





さっきまで龍見てたよね?




さっきと何一つ変わって無いんだけど。




今日はTシャツだって着てるし。






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