FeelⅥ




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あれから…生で乾杯してから、何故かテキーラ祭りが開催された。





「お前今日は潰れねえのかよ。」





輝はバカにしたように笑う。






負けず嫌いな私は、こう言われると、意地でも飲み続ける。





それをわかってていう輝は意地悪だ。





「まだ飲むもん!」





ショットグラスを手にした。





「雛は、まだ勝てないよ!」




光樹までもニコッと笑う。






…くそぅ。






普通に飲めば私強いのに。



龍神の人は化け物だ。





龍なんて全然変わんないし。





テキーラを口に運ぶと、喉が熱くなるのを感じた。





「んっ」





…やっぱり私テキーラ酔っ払う。





でも負けたくない。






「無理すんな。」





龍は煙草を口に加えたまま、目を細くして私の持つグラスを取り上げる。




…その姿が一々かっこよくて悔しくなる。





「…飲む」





唇を尖らせる私を見て龍ははあ…っとため息をつくと、





「じゃあ一回便所行ってこい。」





「なんで?」






「沢山出した方が酔いが回りにくい。」





…龍にそれ言われるのは複雑だけど、






「分かった。」






私は静かに立ち上がった。






すると






「雛トイレ?…じゃあ俺も行ってくるわ。」






光樹も立ち上がり、一緒に来てくれる事になった。





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