生贄x

神の章 /約束の18時。



今日もいつものように朝食の準備から始まった私の一日は刻一刻と過ぎていった。

勿論、暗殺は怠りません。隙あらばと狙ってはいますがいつものように脅される日々でございます。

そんな賑やかなようで実は冷たいこの部屋の住人たちと過ごすようになった今日はいつもと違う予定が入っています。

昨日、坐さんに言われた十八時に起こしてというものです。

夕刻の時間帯の今、部屋は薄暗く…いつもなら電気をつけるのですが今日はやめておきました。

坐さんはきっとこのままの方がいいと思ったからです。

そして十八時ぴったりにあの白い扉に向かったのですが……


「おいお前!!どこ行ってんだよ!そっちは…」


ギョッとした獄さんに首根っこを掴まれて引き止められてしまったのです。


「どこって、坐さんを起こすんですよ。昨日の夜中に十八時に起こしてくれって言われたんです!」


ジタバタともがきながら言うと、のんびりと食事を待っていたミューさんもこれには振り返ってきました。


「スワりんと話したの?」


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  • 1994
  • 22109
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