私を愛して【完】

忘れ物





「あーもうっ」




なんであたしなのよ。



加藤さんだっているし、てか加藤さんの方が適役じゃない。



なんであたしがあの人の書類を手に持ってオフィス街を歩いてあの人の会社までこれを届けなきゃなんないのよ。



それは40分くらい前に遡る____…





RRRRR____…



大学を辞めて暇を持て余してるあたしは安易に外に出ることもできず籠の中の鳥状態。



そんな籠…文人さんの部屋にある電話が突然鳴りだした。



これは取ってもいいものなのか、それともダメなのか。



あたしはその電話を取るか取らないかで非常に迷っていたら電話はプツリと切れてしまった。




0
  • しおりをはさむ
  • 647
  • 1554
/ 606ページ
このページを編集する