私を愛して【完】






今、部屋には文人さんと2人きりであたしは溢れ出る涙を両手で拭う。


拭っても拭っても涙は流れ、止まることを知らず「はぁ…」と溜め息を吐いた文人さんにビクついてまた涙が流れてしまう。



ここの空気に居た堪れなくてあたしは自室へと逃げ込んでベッドの中に潜った。

しまいには「うっ…ふ、うぅっ…」と嗚咽が酷くなり息をするのが少し苦しい。



なんで許可したの。

どうしてダメだって言わなかったの。


文人さんはあたしが他の男とセックスしても平気なの?


目の前でだけだなんて何を考えてるの…もう、ヤダ。










____どうしてあたしは生きてるの。


____未来は俺のだ。俺の言うことだけを訊けばいい。


____公開プレイとか…兄貴ホント悪趣味。








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