私を愛して【完】

遊園地






文人さんと雪斗くん、2人に抱かれてから翌日あたしは起き上るどころかベッドで動くことさえ困難な状態だった。


怠くて頭も腰も痛くて隠し扉から出てきた加藤さんは様子が可笑しいあたしを見てすぐさま熱を測った。




案の定あたしは39度と高熱を出していて怠いのも、体のあちこちがキシキシと軋んで痛むのも納得がいった。



好意後の痛みだけじゃなかった。

この風邪はあの2人のせいだ。




あたしは心中で2人を恨んで加藤さんから渡されたおかゆを食べて薬を体内へと取り入れた。


加藤さんのおかげで熱はあっという間に下がり横になっていると文人さんが慌てた様子で帰ってきた。




文人さん、どうして…まだ帰ってくる時間じゃないのに…。



あの文人さんが…___汗をかかなさそういつも涼しい顔をしてる文人さんが額に汗を浮かべてた。



それだけ急いで帰ってきたんだと分かって…胸の奥が少しだけ変になった。




「熱はッ」

「下が、りました…」





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