私を愛して【完】




そう思い始めている時点で、もう答えなんて分かりきっているのに俺は抵抗する。


この情は俺に必要なものか?


それを受け入れたとして何が変わる?メリットはあるか?


嗚呼、やはり認めたくないな。


だが、今は無性に未来に会いたい。



もう屋敷に帰ってるだろうか。


それとも___…




「はっ……俺も馬鹿な男に成り下がったか」




自分を最も悲哀に感じたのは___まさに今だった。




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