できさせちゃった結婚

疑惑



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時は流れ、2月になった。
もうすぐ卒業式ともあり、今日はゼミのみんなで飲み会をしようと言うことになったのだが、




「ねぇ瞳子、ナプキンある?」



「あるよー」



小さな巾着袋にいれていつも持ち歩いているそれを、一つ朱里に手渡しする。




「そういえば私と朱里は生理周期同じ時期だよね」



なんて言って、私ははたと気づいた。






あ、そういえば今月まだだ…
いつもなら朱里より先にきてるんだけど……
まぁここのところ卒論とかで忙しかったし少し遅れてるのかもしれない。


何も気に留めていなかった。
よく生理が遅れることはしょっちゅうだし、確かに今かなり胸が張っていて痛い。



もうすぐ生理が来る予兆はあった。





「あー!そういえば、瞳子の彼氏、社会人でしょ!
しかもあの居酒屋のときに介抱してくれてた人!」




「うん。まだ付き合ってほんの少しだけど」




思い出したように由紀が私に問い詰める。




「何よそれ、聞いてないんだけど?」



あの賢太郎君の浮気未遂事件のときにその場にいなかった朱理も詳しく聞かせろとうるさい。



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