千の夜番外編二〔完結〕

作者入江 涼子

千の夜の時期的には、露に入る数ヶ月前です。
鈴鹿や侍従たちのその後のお話になります。

香子のお付き女房、鈴鹿はもう二十五歳なのに、未だ、恋人がいない。

もう、無理かもと思っていた彼女の前に現れた男性が…。

また、義隆に片思いしていた高倉侍従や東宮妃となった久子姫達のその後とは。 番外編の第二弾です。