続・そして言う、『家族をやめよう』と。 【完結】




ふっとゆうちゃんは笑う。




「まあ、良いんじゃない?」

「え?」




ゆうちゃんは不敵に笑う。




「関係が違うんだし。」

「……っ」




不覚にもどきっとしてしまう。

不覚…、とは少し違うかもしれないけど。

胸が高鳴るのはこの歳になっても変わらない。

少し赤くなった顔でゆうちゃんを睨む。




「…本当、ずるい。」

「ふっ、そう?」

「そう!」




むきになってご飯をぱくぱくと食べ進める。

ゆうちゃんは肩を揺らして笑っていた。


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