あなたを愛すと決めました。㊤

あなたを愛すと決めました。 /貯金箱

「あっつ……」


4月末。

夏はまだ先だというのに、この日この町は夕方になっても蒸し暑かった。



これじゃ、夏にでもなればものすごく暑くなるんじゃないだろうか…っと今から嫌な予感しかしない。




今日は昼間のパチヤのバイトが休みで、昼までぐっすり眠ったあたしは、外の暑さにかなり驚いた。




LIGHTのバイトは、週に5日。


多い週は6日でてる時もあるし……意味もなく呼び出されて週に7日もLIGHTに顔を出したりもする。



今では、あそこがあたしの居場所になりつつあって、客とは完璧に顔見知り。




あたしはこの町にすっかり順応していた。



少なくともあたしはそう思っていたし…ここにやってきたばかりの頃みたいに、人からジロジロ見られることも……「新顔」だと当てられることもなくなっていた。





0
  • しおりをはさむ
  • 156
  • 1605
/ 449ページ
このページを編集する