あなたを愛すと決めました。㊤

あなたを愛すと決めました。 /縮んだ距離とマグカップ

その夜、結局家の中に明かりはともされなかった。



右京が「絶対にやめろ」って言うから、居候することになったあたしはそれに従うしかなかった。



考えてみたら、あたしの人生……誰かに頼って過ごすってことが多すぎる気がする。




あてがわれた真っ暗な部屋の中。

冴えてきた目を頼りにあたしはソファーらしきものにたどり着いて眠りについた。



右京はいつもこんな風に暗闇の中を眠っているんだろうか?っと目を閉じながら考えたけど、それは間違いだとすぐに気づいた。



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