PURPLE Ⅰ【完】

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小さな渋滞に捕まりながら一時間ほど車を走らせると、大きなホテルに車を停めた。


『着物を着たままでは行き帰りが大変だから』と着付けのために部屋を一室取っているらしい。


もてる男は違う。


知的なイケメン弁護士。


気配りができ優しい保さん。


これで子持ちでなければ、かなりの優良物件。


まぁ、私がいてもモテるだろうけど


私を大事にしてくれる保さん。


奥底ではママへの愛情と私への同情が存在していると、養女として一緒に住みだして直ぐに理解する事ができた。


だからこそ保さんには幸せになってほしい。


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