PURPLE Ⅰ【完】

「なんにすんだよ」


なんだ?その可愛くない言い方は。


負けたのが悔しいのか、絶賛不機嫌中の隼。


見た目だけでもロリータにさせて可愛くしてやろうか?


こうなったら隼が絶対拒否するようなことをさせよう!


思考をフル回転させるなか、アオとロイは『隼の嫌いなシイタケを食べさせるってのは?』なんてカワイイものから、恐ろしく悪意に満ちたモノまで提案をしてくれたけど


──どれもピンとこない。


もっと『それだけは勘弁してくれ』と隼が許しを乞うような恥ずかしく、屈辱溢れた罰はないものだろうか?


『顔』と隼が急に怒鳴る。


「顔?」


「悪だくみしている今のテメエの顔、すんげえブサイク」


はい、殴りましょう。


今だったら正当防衛で許されるはずだ。


それに今『テメエ』って……


『アンタ』や『オマエ』じゃなく『テメエ』って……


…………


…………


…………




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