PURPLE Ⅰ【完】

「父親わかったのか?」


驚いた……いや、さすがだな。


「大変だったけどさ。ロイと2人掛かりでなんとかね……父親がロシア系のクオーターだったみたい。
会長の娘、花香さんが妊娠に気付くか気付かないぐらいの時期じゃないかな、死んだのって……」


「死因は?」


「病気。その時期会長の亡くなった奥さんも入院していたから、臆測だけど病院で出逢って恋に落ちた?クッうける」


「そうか……」


血縁関係がハッキリしたならいい…


「ところでさぁー、しゅーちゃん随分京悟に懐いていたけど、もうヤッたの?」


「いや、まだだ」


「ふぅ~ん、さすがの鬼畜京悟も会長の孫娘には手をだせないか…」


右京に鬼畜呼ばわりされるのは心外だ。


「朱織は快楽をぶち込んで、どうこう出来るタイプじゃねえ。
それより二、三ヶ月手を出さず、大事にされてるって勘違いさせてからベットで『愛してる』って囁けば十中八九いけんだろ」


「ふぅーん、めんどーだね。
やっぱり監禁して調教するのがオレに合ってるや」


「お前の性癖に口出しはしねえが、あの壊れた雌豚どもを処理するこっちが、めんどくせぇーよ」


「ふふっ、兄さんには感謝してるよ」


右京に、いい人キャラで感謝の言葉を言われてもなぁ……


0
  • しおりをはさむ
  • 1341
  • 5830
/ 314ページ
このページを編集する