恋は熱いうちに打て【完】

離婚の危機

雄大が実家に帰って、三日が経った。

私は雄大の帰りをずっと待っていた。


どうしたら、帰って来てくれるのだろう。

そんな事を、雄大のいない家で、一人茫然と考えていた。


そして私を心配して、お兄ちゃんが家に来てくれた。

「可哀相に。新しいベッドも買ったって言うのにな。」

何も語らない私に、お兄ちゃんは悔しそうな顔をした。

「くそっ。こうなるんだったら、最後の最後まで、雄大との結婚を反対すればよかった。」

お兄ちゃんは、私の幸せを第一に考えてくれる。

それは有難い。

でも、雄大との結婚には、何も言って欲しくなかった。

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