お女ヤン!!2【完】

★2 /乙女でランチ





2学期が始まった。




最初の登校日は説明だけだから早く終わる日程。だから、今日はやることあるんだ!




あたしは旅行ぶりに会う、隣のクラスの麻耶の所に行ってみた。



あたしがチラッとクラスを覗いたら、麻耶はすぐに気づいてくれた。




姿勢よく教室から出てくる麻耶。



いやーしかし相変わらず胸でけーな、オイ。



あたしのお胸さんが泣いてますよ。




‘オイオイ、オマエモヨセテアゲテBトカフザケンジャネーヨ。オレガミジメダロウガ’



いや、本当に申し訳ない。今日から一生懸命バストアップマッサージするからさ。




てか、お胸さん雄かよ!ふ、複雑・・・・





「なに?」



声のトーンを一定にしたまま、麻耶は腕を組んでいつの間にか目の前にいた。


あ、またあたしぶっ飛んでたよ。



元はと言えば麻耶のせいだけどねー。麻耶のお胸さんのせいだけどねー。



そして、もう分かったけど。麻耶は怒ってる訳じゃないんだよね。言い方ちょっとキツイけど。



だからみんなに勘違いされちゃうんだよなー。



だってこの間、可愛らしく笑ってくれたもんね。





「・・・ねえ、何?笑ってばっかで気持ち悪いんだけど」



可愛らしく笑ってくれたもんね?




・・・・うん、忘れないぞ。



あたしは麻耶に特上スマイルを向けながら、辺りを見渡して頷いた。



人があんまりいないな。これなら小声で喋ったら大丈夫っぽそう。なるべく麻耶に近寄る。




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