お女ヤン!!2【完】

★2 /◯◯◯プリンセス






相変わらず夏休みがあけても、この不良軍団は変わらない。



久しぶりに会ってもなんて事なくあたしに接してくれる。




もう、ここに来ない事なんて考えられないな。





「もーすっかり秋ですねー」


「・・・・・・・・」


「・・・・・ねぇ、聞いてる?」


「・・・・・あ?もっかい言え」




何なんだねこの6代目は。



今あたしがせっかく世間話をしてやろうとしてたのに、ボケーっとするな。



千里はいつも通りソファに座って、特に何をする訳でもない。



ただ、黙ってる。




周りはこんなに騒がしいのに、絶対千里は騒がない。不思議な奴。




よくよく思えばやっぱりまだ謎が多い。




あたし少しも、あんた達の事知らないんだよね。



でも何から聞いたらいいか分からないから、結局聞かない事になる。




「おい、何の妄想してんだよ」


「今はしてない」



黙ってる時全部、妄想に脳を回してる訳ないだろうが。



ただでさえ最近眠れなくて困ってるのに。


変な夢のせいで。



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