『彼女No.99』[完]

彼女No.99 /好きな人の欠片を欲して

「いやいや、ご馳走様」


ぽんぽんと空に上がる花火。

それを仰ぎながら大地君が私へと意味深な視線を向ける。


「・・・忘れて?」


そう願いながら真っ赤になった顔を教室の床に落とす私に、


「無理」


ってニヤニヤ笑う。


「好き好き好き好き、本当に凄いね」

「うわぁぁぁっ!!!」

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