『彼女No.99』[完]

彼女No.99 /     初めての告白

手をぐいって引かれて教室から屋上へと拉致される。

そのまま力いっぱい抱きしめられて、本当に息が出来ない。

光君は私に呼吸を整える時間さえくれなくて。


「・・・近付くなって言ったくせに」


せめてもの憎まれ口を叩くと、


「そっちからまた近付いたんだろ?」


私の手に細編みを絡めた。

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