『彼女No.99』[完]

彼女No.99&彼氏No.01 /『猫耳』と将来の夢*鈴

彼女を作らなくなった『光る君』に彼女が出来て、その相手と1ヶ月たった今でも別れてないってことは校内を凄まじい勢いで駆け巡っていた。


もちろんその噂の先に居るのは私。


「妬みや僻み、呼び出しとかあるんじゃない?」


って佳代が脅すから一時はビクビクしていたけど。


「・・・近いっ」

「うん、でも俺最近目が悪くて」


綺麗なグリーンの水晶玉に映るのは、私が作り上げる猫耳。
そんな光君の姿を映し、みんな去っていく。


ありがたいといえばありがたいけど。


「その猫耳、持ち帰り禁止だからねっ!!」


委員長の言葉に、教室中が笑いに揺れる。

0
  • しおりをはさむ
  • 3215
  • 1622
/ 414ページ
このページを編集する