『彼女No.99』[完]

彼女No.99&彼氏No.01 /好きの先に見えたモノ*鈴


手を繋いで帰りながら、光君の携帯を鳴らし続けていた子の話。

大地君に対して嫉妬した話。

それで何も見えなくなってしまったって言う事を聞いた。




人を好きになるのが怖かったという事。

人に好かれるのが怖かったという事。

そして『彼女No.』を作らせたことを反省してるって言う話。



「『彼女No.』で幸せを貰えた子も居るんだよ?」


私は光君に対する悪口を聞いたことが無いからそう伝えた。
付き合うきっかけは軽いものだったかもしれないけど、真剣に相手の子に向き合ってきてたのもわかってる。

私の言葉はどこまで届いているのかわからないけど、


「うん」


優しく手を握り返してくれた光君のぬくもりに、永遠に家に辿り付かなければいいのにって願った。

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