『彼女No.99』[完]

彼女No.99 /最果てに潜むGreenの糸

殺人者や窃盗犯の男なんて嫌。
絶対に嫌。


でも彼がそうなら別に気にならないかもしれない。


だって、そうせざるを得なかった理由が彼にはあると思う。
衝動や遊びでそんなことをする人じゃないって感じるから、それでも好きかもしれない。

・・・って後になって思った。



そんな事を言ったって彼を困らせるだけ。

だから、そう思った心に蓋をして。

掌で溶けたキャンディを水で流して。


溶けなかったキャンディを大事にハンカチに包んで。

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