坊ちゃま、ホットミルクは如何でしょうか。∼Spring∼【完/修正中】

【春】 /迷子。









「遊佐さん、僕はノートを先生に届けに行きます。こっちは遊佐さんに任せても大丈夫ですか?」

「はい、問題ございません。」

「ありがとう。それじゃあまた教室で。」

「はい。」



クラスの学級委員長である和泉田[イズミダ]様が、クラスメイト様方から集めたノートを科学準備室へと持っていく。



そして私は、本日の授業で使った器具を、決められた場所へと片付けていく。



高志様を待たせている為、急ぐ必要がある。私は、テキパキと手だけを動かせていった。



片付けが終われば、先生から預かっていた鍵で、教室を閉めた。ちゃんと閉まっているか確認し、大丈夫ならば高志様の元へと行ける。



「大丈夫そうですね。」



さあ、高志様の元へと急がなければ。そう思ったとき、くいくいと引っ張られたスカート。












  • しおりをはさむ
  • 430
  • 1049
/ 379ページ
このページを編集する