束縛してあげる【完】番外編はじめました。

3章 /本当のキモチ

もともと借りていたのだろうホテルでチェックインして、部屋に入った。


「まだ痛む?」


「うん、ちょっとね」


でも、そこまで酷い傷ではない。
消毒をして少し大きめの絆創膏を貼っておけばすぐに治るだろう。

でも拓也は大げさで、その上から包帯をした。


「運動した時に痛むと困るからね。」


この後運動とかする予定ないんですけどね。


「千尋に傷がついたことにはいらつくけど、今日はいい日だな」


どういう意味ですか?
首を傾げると、いきなり迫ってきた。あれ?なんでかな?


「予定よりも時間早いけど、ちょうどベッドの上だし、あんなことされてもう俺本当に限界なんだけど」


「い、いやあ…気のせいではないでしょうか」


「『拓也といつでもキスできるの』だっけ?じゃあ、今する?」


「しないしない!」


「でも俺のこと好きなんでしょ?あんな大勢の前であんな熱いキスをするなんて」


「あ、あれはノリって言うか…イラついてて…」


「ふーん」

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