束縛してあげる【完】番外編はじめました。


「ねぇ、罰ゲームって何をするの?」

「ん?俺がさせたいことさせてる。
この前はみんなの前で好きな子の名前を呼んでもらったなー」

うわー。
そりゃ嫌だな。
あたしでも勉強するや。

その時、予冷なのか本鈴なのかわからないが、チャイムが鳴った。

「じゃあ、そろそろ帰るね。
頑張って、先生。」

「…なあ、拓也先生って呼んでみ?」

「いうわけないじゃん。」

変態か。

少しだけ、ムッとした顔をした拓也の背中を押して二階に行かせた。

階段を上る途中で、いきなり振り返った。

「これ、届けてくれてありがとうな。
今日は早く帰れるから、どっか出かけたいところでも考えてて。」

やった。
デートだ。

またね。と手を振りながら少し駆け足で階段を上って行った。

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