ワケあり生徒会!【完】

第2章 /下準備を初めましょうか。

誰だろう、と扉を開けようと立ち上がった瞬間。

スバルに腕を引かれてソファーに逆戻り。

文句を言おうとしたけど、部屋の中の雰囲気がピリピリしすぎていて口を開けなかった。



『不良』としての彼らの空気が、痛い。

いつもの雰囲気でだけいて欲しい、なんて。

そんなのは私の勝手な言い分だけど。



リョウが音を立てないようにゆっくりと扉に近づいて、静かにドアノブを握る。

スバルがゆっくり頷いて合図をした瞬間。

リョウが勢いよく扉を開いた。


緊迫した空気の中、開かれた扉の向こうにいたのは。



「よっ、元気か?」



チャラそうな、白衣を着た人。

え、誰!?

と思っていると。



「保険医がこんなトコに何しに来たんだよ?」



リョウの一言に、目が飛び出そうになる。



保険医!?

この人が保険医!?

え、治療とか出来るの!?

いいの!?こんなチャラそうな風貌で!

髪の毛も茶色と言うより金に近いですけど!?

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