君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)

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(side:ヴァイス)

姫さんを部屋に送った俺達は騎士団に警護の配備を伝えた後、黒い霧の報告をして王子は先に部屋を出た。俺は精霊使いを調べる為に城の書庫へ古文書を取りに行った後、王子の後を追い今は王子と執務室に居た。


「んで?詳しく説明してもらおうじゃねぇの」


古文書を机の上に置いて気になりまくってた事を早速、王子に聞いてみる


「さっき言った通りだ」


---おいっ!わからない事だらけなんだけどっ!?


「この目で見たから精霊使いとか歌うと植物が成長しちゃったとか信じるけどっ!そもそも、姫さんって・・・」


「ラクスの村出身。18歳の精霊使いでエルフの子孫。」


「だからっ!いつも言葉が足りないんだよっ!それだけじゃなっ・・・エ、エルフぅーっ!?」


「違う。エルフの子孫」


「エルフの子孫・・・って事は姫さん人間じゃないの?」


ギロリと怒りを顕にした睨みを俺に向けてくる


---こ、怖ぇーっ!!


「取り敢えず書庫から古文書持って来たから精霊使いの事、調べてみる」


---精霊使い・・・


古文書によると、精霊使いは遥か古の時代に実在していた。地、水、火、風の精霊を自在に操り従える。

ダメだ・・・古文書にもこんな事しか書いてない。

後は・・・エルフか・・・


---エルフ・・・


妖精あるいは小妖精と言われている。本来、自然と豊かさを司る小神族。エルフはしばしば、とても美しく若々しい外見を持ち、森や泉、井戸や地下などに住むとされる。また彼らは不死あるいは長命であり、治癒の力を持っている・・・か。


妖精・・・神族?とても美しい外見ってのは合ってるな

不死・・・死なないって事か。


「読めば読む程・・・」


人間じゃないって言おうとしたけど口を噤んだ。
何時の間にか隣に来て古文書を覗き込んでいた王子に睨まれたから。


「エルフや精霊使いに関してはこんなものくらいしか記されてねぇな」


「・・・」


「どっちにしても、姫さんは貴重な存在って事か。誰かにバレたら・・・」


・・・カタンッ


「誰だっ!!?」




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