君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)

【第3章】 /ニコル王子


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(side:ヴァイス)

「おっ、これ旨いじゃないの♪」


「何で此処で食べてるんですかっ!」


一人分の夜食を持ってやって来たのは副団長のレイの部屋。


「えぇ~?だって一人でご飯なんて寂しいじゃん?」


「何言ってるんですか・・・あなたもうご飯食べたじゃないですかっ!!」


何で飯食ったって知ってるんだ?


「これ夜食ね」


「・・・・・」


俺を白い目で見るレイは頬が引き攣ってるぞ?


「何だよ」


何か言いたそうな顔してるから聞いたのに


「夕飯食べてから、まだ1時間しか経ってないですけど?」


「俺、燃費悪いの」


「・・・・・」


はぁ・・・。と溜め息をついて、がっくりと項垂れて脱力したレイは、そのまま隣の部屋に消えた。


俺は気にすることなく旨~い飯を食べ続けていたらレイが部屋に戻ってきた


「そんなに慌てて食べると喉に突っ掛りますよ」


そう言ってトレーに乗せたお茶を1つ取って俺の目の前に置いた

どうやら、俺の為にお茶を入れに行ってくれたらしい。


「お前・・・いい嫁さんになるぞっ!!」


「誰が嫁ですかっ!!」


俺、褒めたのに怒られた。


「お前も食う?」


「いりませんよ。見てるだけでお腹一杯になります・・・」


「小食なんだな。もっと食わないと大きくなれないぞ~!」


「私は普通ですし、もう十分大きいです!あなたが食べ過ぎなんですよ!」


「だから俺、燃費悪いんだって」


「・・・・・」



しら~っとした目をしたレイはそれ以上何も言ってこなかった。

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