君の瞳に囚われて(加筆・修正しながら更新中)

【第1章】 /晩餐会

---
-----
-------
(side:ロック)


・・・コンコン


「入れ」


・・・ガチャ


「やっほ~ 支度でけた~?」


正装に着替えたヴァイスが入ってきた


「・・・」


「だ~か~ら~ 無視するなっつーのっ!」


文句を言いながらソファーに腰掛けたヴァイス


「支度も出来てるみたいだし、少~しいい?」


「何だ」


「王子にご報告」


報告ってことは騎士団の事か?


「言え」


スッとヴァイスの眼が鋭くなる


「≪神の森≫に異変が起きている」


「≪神の森≫に?」


俺を見て頷く


「≪神の森≫の一部を黒い霧が覆っているんだ」



「黒い霧・・・いつからだ?」


ヴァイスに聞きながらバルコニーへ向かった


「気が付いたのは今日の早朝」


バルコニーから見える≪神の森≫には確かに一部 黒い霧が覆っていた



「ずっと監視はしているんだが全く変化がなくて」


「闇魔法か・・・≪神の森≫に魔法を掛けるなんて相当な力の持ち主だな」


闇魔法と断定した俺をヴァイスが驚いて目を見開いた


「何だ」


「あれが闇魔法なのか!?お、俺 初めて見た・・・」


慌てて俺の隣に来て黒い霧を凝視する


「一体、誰が何の目的でかけたのかはわからんが・・・何か企んでるとしか思えないな」


「≪神の森≫で何を企んでいるんだかなぁ」


チラリと時計に目をやると、そろそろフローラを迎えに行く時間


「取り敢えず監視を続けろ。詳しい話は晩餐会の後だ」


「了~解!」


話を終わらせて、ヴァイスと共に部屋を後にした

0
  • しおりをはさむ
  • 274
  • 5776
/ 356ページ
このページを編集する