識名さんは右目が見えない

作者睦月そら

右目の見えない嫌われ者の識名さんは、人気者の男に付きまとわれるようになりました。 ちょっと切なくてちょっとラブで 「好きとか嫌いとか、そんなの」 甘酸っぱい物語






















「 何その眼帯。かっこいーんだけど 」


「 あの、だから私に話しかけないで 」


「 え、やだってば 」


「 この右目で呪うよ 」


「 ……え、マジ?やべーわ、かっこいー 」








人気者 × 嫌われ者









ひとりぼっちには、慣れていた