ヒトガタ

序盤 /筆者side






「まさか、一号をそうそうに壊すなんて。



お前はそれでも正気か?」





「別にいいだろ。アンタ達もそれでまた次のが作れるんだから。」





「何を言っているんだ。この一年で2体だぞ?それも旧型と新型一体ずつ。その費用はどこからでていると思っているんだ。」






「仕方がない。旧型は傷一つで壊れたんだ。そして新型は今回、不要な情報を手に入れてしまったんだ。壊すしかなかった。」







「だからって言ってもな....。


いいか!これは玩具じゃないんだ。これは我々にとって希望なのだよ。黎二、だからもっと丁寧に扱ってくれ。」






「俺は、龍胆の身体が隣にあればいい。脳に誰の脳が入っていようと、それが人工脳だったとしても。それに、壊れたらまた新しい龍胆が来る。だから、俺はこう見えてアンタ達に感謝しているんだよ。」






「なら、お願いだ。次は新型2号の気持ちも考えて扱ってくれ。」







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