ヒトガタ

序盤 /龍胆side





コツ....コツ....と聞こえるのは、ただ一つの足音。




薄い霧がかった闇の中、私は拳銃を構えながら、あの建物の地下へといた。





上のフロアの奴らは先ほど殺し、黎二さんにも連絡をした。





内装も伝えたし、後はこの地下にいる大玉を叩きのめすだけ。





けれど、先ほどから不気味な程の静けさと湿り気のある妙な空気がさきほどから漂っていた。





「敵一人、でてきたっておかしくないのに。」







もしや、罠か?






その足を進めながらも、敵の罠を探る。









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