女組長!

序盤 /筆者side






ダンッと光沢のある机に振動が走る。



そのせいで、机の上にあるグラスの中の液体は激しく揺れる。





「クソッ 何故だ。何故他の組が出てこない。」




「それが、すべての組が何者かによる襲撃にあい、現在身動きがとれない状況のようです。」




男の拳はさらに強く握られ、白く染まっている。




すると、部屋のドアの向こうから騒音が聞こえた。




「組長!」




「うるせえ!!もっとマシな入り方はねえのか!」




男はこめかみに血管を浮き立たせながら入ってきた組員に声をあげ、近くにあったごみ箱を蹴飛ばした。








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