Freedom -third- 【完】

Freedom -third- /甘い時間に満たされる心……と、お腹。



――――…、



――今私はここ一番、ものすっごい幸せ絶頂に包まれてる。



「な、夏樹さん!!!」


「……なんだよ」



目の前に並ぶ――、


20種類以上の幸せ……。


そうケーキ。


しかも!!!細かい装飾が施され見た目が全部可愛くてオシャレだ。


乙女心を激しく揺さぶられるじゃないか!


ガラスケースをジーッと眺めているだけで、幸福感いっぱい。


ふにゃぁ~と顔がニヤける。


「……さっさと選べよ」


あれから少し歩いて、夏樹さんは約束通り深夜営業のケーキ屋さんに私を連れて来てくれた……。

のに。本人はやっぱこの雰囲気に落ち着かない様子。



「もう少し眺めさせて下さい」


「眺めるだけでいいなら、食うなっ!」


えー。


そりゃ無い。


「た、食べますけど!!!」


何でこの至福が分からないんだろう!?


価値観の合わないヤツめ。


にしても。どれを選んでいいか分からない程、全部美味しいそう。


値段を見れば、結構高級だ……。




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