Freedom -fourth- 【完】

Freedom -fourth- /第3の事件ですっ!!!



次の日、まだクマちゃんのことは心深く残っていたけど、私は通常通り割烹屋に出勤し、

また夕方には夜のシフトで夏樹さんと逢えるなぁ……なんて、ちょっと期待しながら働いていた。

今日もいつもと同じ。お昼が終わりお店が閉まった後、源さん達と一緒にまかないを食べていると……、

準備中の札を掛けておいたのに表の入口が開く音が聞こえ、

私は間違って入って来たお客さんだろうと立ち上がった…――。


「え!?」


入口に立っていたのは、何故かちょっと照れ笑いを浮かべている――、


キヨ子さん!!!


「亜美ちゃん、ごめんなさいねぇ?」


へらへらと気の抜けた笑顔。


「お、おばちゃんっ!!!大丈夫!?すっごい心配したからっ」


「何か眠れなくて。薬飲んだら、寝すぎちゃったみたいねぇー」


そんな恥ずかしそうにしなくても……。


「もう大丈夫なんだよね?」


「大丈夫よぉー?今夜から働くつもりだから。亜美ちゃんシフトカバーしてくれたんですってねぇ?ママから聞いたわー。ありがとう」


「そ、それはいいけど。今夜から?もう働いていいの?」


「いっぱい寝たから、なんだか鈍っちゃって。そろそろ働かないと」


……私が心配していたよりかなり顔色も良く、元気そうでホッとした。




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