Freedom -sixth-【完】

Sixth /それは、三度目の夏



あれから、1ヶ月――…。


私は夏休みに入り、おばぁちゃんの家の解体作業が始まった……。


残った家具は貸し倉庫に一時収納して、

重機を入れるために邪魔になる松ノ木や灯篭は植木屋さんが預かってくれているらしい。


密偵(=お父さん)情報だ。


気になって工事をこっそり一度だけ見に行ったら、崩れた壁や屋根の無残な姿にやっぱり……、

切なくて寂しい気持ち一杯になった。


新しい家が建つ前に、密偵ことお父さんにはマンション契約したこと言うつもり。


ちょっと緊張する。



この私の身勝手な行動が、


後に第二次母娘対戦勃発からの、


――米ソも驚きの、長い長い冷戦幕開けとなるのだが……。


(戦国時代からいきなり、20世紀?)







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