Freedom -sixth-【完】



恋愛に求めるもの――…、


それは人それぞれ違うかもしれない。



でも――…、私は思うんだ。




世界の人口70億人――。


もし誰かと想いが通じ合えたのなら、70億分の1の確率だったということ。



一瞬、触れ合った視線。


その時、その場所で、その人に“偶然”出会えたのは“奇跡”に等しい。



私が私でなければ、出会うことは無かった。


あなたがあなたでなければ、出会うことは無かった。


人生、戸惑ったこと、失敗したこと、過ちを犯したこと、後悔したこと、自分自身を否定したいこと――、色々あるけど。



でもその全てが無ければ、


今の私はない。


今のあなたでも無い。


少し別の人生を歩んでいた。



その小さな歪みは、私とあなたに別々の人生を齎せて(もたらせて)いただろう。



あなたの戸惑い。


あなたの失敗。


あなたの過ち。


あなたの後悔。




あたたの過去を、私は全て受け入れたい。



それが、あなたと私が出会えた理由だから。



70億分の1の確率で恋に落ち。


70億分の1の確率で愛し合う。



それぞれの過去があるから、現在(いま)がある。


私とあなたが共に歩む現在(いま)この一瞬があるから、


2人の明日に、――未来へと繋がる。



70億分の1の未来――…。



そこに私達の存在が共にあるならば、



全ての“偶然”は“必然”となり“奇跡”は“運命”へと変わる。








0
  • しおりをはさむ
  • 2087
  • 1278
/ 582ページ
このページを編集する